先日、「美味しいトマト煮込みの作り方」を聞いたので試してみようとトマトをどっさり買い込んでみました。無水トマト鍋とでも言うのでしょうか、水分はトマトのみで、水は一切入れないのがコツだそうです。皮は……多分むいたほうが良いのでしょうが、いちいち湯を沸かすのも面倒だし、今回はナシです。
一袋のトマトと、鶏むね肉、セロリ、玉ねぎ、人参、にんにく。セロリはトマト系煮込みには欠かせません!
食べ物というか、調味料って感じの野菜だと思います、セロリ。
材料を切り、塩コショウしたむね肉をまとめて鍋へ投入。もも肉のほうが好きだけれど、「むね肉はまるごと鍋に入れて、火が通ってからキッチンバサミで切るとぱさぱさしないよ」とのことなので信じて入れましょう。煮込んで煮込んで水が出たら、コンソメで味を整え……。
出来上がりはなんというか……野菜ジュースで作ったスープ! という感じ。
で、ですね。実はこれ、「昨日」の話なんです。
「思った以上に野菜そのままの味だな~」と思っていたんですが、一晩置いて、夜にあらためて水分がほとんど無くなるまで煮込んだら、味が全然違う! 野菜の旨味が凝縮された、濃厚なトマト煮込みになっているのです! レシピを教えてくれた人、昨日は「ストイックな味だなあ」なんて思ってごめんなさい、本当に美味しいです。むね肉は切るタイミングが早かったのか、ちょっとぱさついていたけれど。これは私の腕が悪かったのかもしれませんね。でも、次はやっぱりもも肉で食べたいお味でした、トマト煮込み。
明日はこれを更に煮詰めて、サンドイッチみたいにパンに挟んでみようと思います。
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